Zaopin Z1 pro 長期間レビュー

期待の中華卵型マウスであるZaopinのZ1 proをレビューしていきます。穴なし底面、500mAhモデルです。本体の値段は7000円ほどで、4kポーリングレート対応でドングルはまもなく発売開始されます。

 

自分は以下のショップで購入しました。注文から一ヶ月ほどで到着しました。(https://ja.aliexpress.com/item/1005006202845803.html )

※この記事はミオニDiscordのレビューフォーラムで書いたときのものを手直ししたものです。

 

 

形状

大まかな形は見ての通りいわゆる卵型です。 前面は普通で、中央で膨らみ高さも中央が一番高く、お尻にかけて一気にすぼんでいく形状です。 左側面は最後部はシュッとしていて、中央部から最前部にかけては真ん中が抉れている感じ。 右側面は絶壁で、最前部あたりは少しだけ逆ハの字のような感じで斜めってます。クリック部は中央側が少し盛り上がっているものの、グリップテープはあったほうが良いと思います。サイドボタンはあまり出っ張っておらず細いので微妙に押しにくいです。コーティングはちょっと湿ったサラサラくらいの感じで微妙。とりあえずクリック部のみにグリップテープを貼っています。写真を取った後に右側にグリップテープを貼るのもいい感じ。左側はサイドボタンの都合で貼らないほうが良いと思います。

ビルドクオリティ

ビルドクオリティは値段の割には良いが以下のように微妙な点もあり。 強く力をかけない限りたわまず、ボタン周りも遊びは気にならない程度です。ただし、ホイールが怪しく、振るとカタカタなったりホイールを回すとがらがらした変な音がしたりします。 また、本体の継ぎ目は触ればわかるしよく見ればすぐ分かる感じ。

クリック感

メインクリックはパキパキ系で標準程度の重さ。サイドボタンは少しでっぱりが小さく細いので押しにくいがクリック感は普通。

付属品

付属品はポーチと換えのソール(メンソール一組と点ソールがたくさん)とドングル、ケーブル、USB変換器です。付属の点ソールは小さくArc2よりも少し厚いもので、見た感じだいぶ平らです。使用感はArc2より早め。

 

白のZaopinZ1proに付属するドングルは白色なのですが、付属のケーブルとUSB CtoA変換は黒です。ださい。

 

使用感

まず、自分の持ち方は、人差し指と小指は楽な程度に伸ばしたつかみ持ちです。他のマウスだとおしりの横方向への膨らみで小指の第二関節あたりが圧迫されます。Arkで試してそこまで圧迫感がなかったのはOrochiV2,Sora,Gemini Pro Castorあたりですが、Soraでも少し圧迫感があったためZ1proを購入した次第です。結果として、ZaopinZ1proは小指への圧迫感が少なくコントロールしやすいと感じました。ただし、手の大きさによっては同じ持ち方でもマウスが細すぎて小指を添わせるのもきつい場合もあると感じます。自分はぎりぎりきつくない程度です。また、Z1proの前はSoraを使用していたので全体的に高めに感じ、使い始めたときは少し手首が痛みました。同様の理由かクリック長押しをしながらエイムするときSoraの時よりも力みやすいです。

 

また、底面が小さめで点ソールを4点で使っていると力みすぎたとき少しマウスが傾いて浮いてしまうことがあります。これは軽量小型マウスの宿命に近く、MM720でも確認できました。インゲーム中に極稀に起こるか起こらないか程度で、慣れるとほとんど起こらなくなるので気にするほどではないです。

 
試しに小指を曲げて持つとつかみ持ちだと安定しないかなと感じました。つまみ持ちなら小指が伸びる瞬間もあるので大丈夫かと思います。
 

ソフトウェア

中華OEMのいつものです。マウスを落としたり叩きつけるように操作をしていると誤クリックが起きるのでレスポンスタイムは3ms位がいいと思います。
ダウンロードはこちらから https://www.zaopinworld.com/xiazaizhongxin.html

まとめ

Zaopin Z1proは将来4kポーリングレートにも対応するコスパの良いマウスです。ホイールなどの問題はありますが、基本的なところの作りは良く、数少ない卵型マウスということもあり価値は高いです。手の小さい人のつかみ持ち、つまみ持ちに向いています。特に小指をマウスに沿わせている方におすすめできるマウスです。